夢のみずうみ村とは?バリアアリーやカジノ!介護しない介護施設!

タク@now365netです。
テレビ、ガイアの夜明け【枯れてたまるか!~老後の常識が変わる~】で、”夢のみずうみ村”というリハビリ施設が紹介されています。
“夢のみずうみ村”は、今までの介護施設の常識を覆す取り組みで注目を浴びています。
介護しない介護施設”夢のみずうみ村”に、焦点をあててみたいと思います。

夢のみずうみ村とは?

一言で表すと、生活できる能力を確認することができる、リハビリ施設。
リハビリ訓練で得た能力を使って、人生を味わい楽しめるように、お手伝いをしてくれるのが、”夢のみずうみ村”なのです。
従来の介護にありがちな、過度の介護による状態の悪化を防いで、自立して生活を楽しむためのリハビリを実践しています。

夢のみずうみ村の特徴

  1. バリアアリー
    日常生活で当たり前のように遭遇する階段や段差など、あえてバリア(障害物)を意図的に配置しています。
    障害物の克服方法を習得することにより、生活範囲を広げることができるようになることが目的です。
  2. ワン・ステップ・ワン・グッズ
    一歩先に、触れる物や・寄りかかる物などが、最低1つ以上ある環境。
    日常あるタンスや壁などの身の回りの物を利用して、歩行できるように訓練します。
    車椅子がなくても、人に頼らず歩行できる能力を身に付けていきます。
  3. バイキングライン
    昼食はバイキング形式で、各自で食器に料理を盛り付けて、席まで運びます。
    一連の流れは、手足を動かすリハビリになり、自分で食べる量を決めることも、認知注意機能を高めるリハビリになります。
  4. 自己選択・自己決定
    各自が、一日の過ごし方を自分で選択して自分で決定します。
    これにより、頭(脳)から手足の先までのリハビリに繋がっていくのです。
  5. 宅配ビリテーション
    自分自身によって宅配された製作物などで、家族も含めた心と体のリハビリテーションになります。
    家庭内で能力回復を目的として、家族も巻き込んで取り組んでいきます。
    新しい技能も身に付き、脳を活性化し手足も鍛えれる、一石二鳥のリハビリです。
  6. 村内通貨:YUME(ユーメ)
    施設内では、全て村内通貨のYUME(ユーメ)を使用します。
    リハビリやカジノ、買い物などで、YUME(ユーメ)を稼いだり使ったりします。
    主に、脳の活性化や認知症予防に効果があるのではないでしょうか。
  7. ウエイキングプール
    温室・温水の流れるプールで、年中使用することが出来ます。
    多彩な仕掛けが施されており、様々な刺激をうけます。
    水の浮力を利用することにより、負担なく運動能力を鍛えることが出来ます。
  8. 師範・師範代制度
    障害のある方が、得た能力を他の方に教えています。
    例えば、片手料理教室では、片まひの方が片手で料理するノウハウを師範・師範代となって、他の片まひの方に教えています。

夢のみずうみ村の施設概要

名称:社会福祉法人 夢のみずうみ村
住所:山口県山口市中尾木乃787番地1
【事業所】
夢のみずうみ村山口デイサービスセンター [通所介護(大規模事業所II)]
夢のみずうみ村生きがい養生所 [通所介護(小規模型事業所)]
夢の湖村居宅介護支援事業所 [居宅介護支援]
夢ハウスゆだ [小規模多機能型居宅介護]
夢のみずうみ村山口デイサービスセンター[自立支援(生活介護・自立訓練(生活訓練)・児童デイサービス)]

※夢のみずうみ村サイトより抜粋

“夢のみずうみ村”は、普段の生活と同じ環境で、自立を支援してくれるようなリハビリ施設!
「介護しない介護」
楽しみながら、自分自身の本来の身体的能力を取戻していける、今までにはなかった介護を行ってくれるようですね。
至れり尽くせりの過度な介護は、本来持っている能力を損ないかねないと、僕も思います。
“夢のみずうみ村”のような施設が増えてくるといいですね(^^♪

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