メラノーマとほくろやシミの見分け方は?悪性皮膚がん(悪性黒色腫)の治療法と専門医をチェック!

タク@now365netです。

日本人の2人に1人が発症しているといわれている “がん”

“がん”は最も死亡率の高い病気で、主に胃がん・大腸がん・肺がん・乳がんなどが挙げられます。

そんな“がん”の中で、転移すると死亡率が非常に高くなる恐ろしい“がん”があります!

その病名は、「メラノーマ」という悪性の皮膚がんの一種。

メラノーマは、ほくろと見分けが付きにくく、見えにくい場所にできることが多いです。

よって、発見が遅れて知らないうちに“がん”が進行して手遅れになるケースもあるようです。

たかが、「ほくろ」と思っていたら危険です!

正しい知識を身に付けて、早期発見と予防を心がけましょう。

メラノーマとは?

Melanoma, Mole, Skin Cancer. High definition image.
© AustralisPhotography – Fotolia.com

悪性の皮膚がんで、悪性黒色腫とも呼ばれています。

原因ははっきりとは解明されていませんが、皮膚のメラニン色素を作る細胞のがん化によって生じると考えられています。

素人が見ても、一見ほくろと見分けがつきにくく、また見えにくい場所にできることが多いために、非常に厄介ながんと言えるでしょう。

早期発見治療での死亡率は低いが、がん転移後の死亡率が他のがんに比べて高いのも、このメラノーマ(悪性黒色腫)の特徴です。

近年、日本人の発症率が増加傾向にあるようなので注意が必要です。

ほくろやシミとメラノーマの見分け方!

メラノーマ(悪性黒色腫)は、視診である程度は診断できます。

診断は、「ABCDE」と言われる方法が一般的なようです。
A:Asymmetry(非対称)
ほくろやシミの形が、左右対称でない。
B:Border(輪郭)
ほくろやシミの境目が、はっきりしていない。
C:Color(色)
ほくろやシミの色が、均一でなくまだら調である。
D:Diameter(径)
ほくろやシミの直径が、6ミリ以上ある。
E:Elevation(隆起)
ほくろやシミが、盛り上がっている場合が多い。

素人の見た目でも、2つ以上当てはまれば、皮膚科専門医を受診されたほうが良いかもしれません。

病院では、ダーモスコピー検査という拡大鏡を使った診断が普及しているようです。
examines birthmark with dermatoscope
© Fly_dragonfly – Fotolia.com

対象のほくろやシミを拡大して診断することで、良性悪性の判断がより確実になります。
保険適応しているので、自己負担金も数百円程度とのことです。

メラノーマ(悪性黒色腫)の治療法!

放射線治療や抗がん剤では、効果が薄いようです。

基本的には、腫瘍部位を全て取り除く切除手術が一番確実とされています。

メラノーマ(悪性黒色腫)の予防法!

ほくろやシミへの刺激や紫外線が、強く影響していることが分かってきています。

太陽光や日焼けマシンなどで紫外線に当てない。
イジったり突いたりして刺激を与えない。

以上のことが、予防策としては有効です。

ただ、肌が露出している部分や爪の付け根や足裏などにあるほくろやシミは、予防も難しいと思います。
定期的にチェックすることが重要になってきます。
あと、色白の方は特に気を付けたほうがいいみたいですよ。

いずれにしても、早期発見・早期治療すれば、メラノーマ(悪性黒色腫)に恐れることはありません!

ほくろやシミが気になったら、即皮膚科専門医での受診をお勧めします。

公益社団法人日本皮膚科学会 | 皮膚科専門医MAP
http://www.dermatol.or.jp/medical-specialist/map/index.html

ダーモスコピー検査を行っていない専門医もありますので、電話で確認してから受診したほうがいいですね。

テレビ「あのニュースで得する人損する人」で、「メラノーマ」について特集されているみたいなので要チェックです!

© WavebreakmediaMicro – Fotolia.com

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク