タク@now365netです。
カメルーン北部のマンダラ山地にモフ族という部族が住んでいます。
モフ族の村では、たびたびシロアリが大量発生して、村の家や食糧を食い荒らしているのだとか。
そんな時、モフ族は古来より伝わる伝統的な方法で、シロアリを退治しているのだそうです。
その退治法とは、『ジャグラバク』
「ジャグラバク」とは、一体何者なのでしょうか?
テレビ「世界まる見え!テレビ特捜部」でも紹介されていますね。
モフ族に伝わる、ちょっとビックリな退治法について調べてみました!
ジャグラバクとは?
昆虫のプリンス 『ジャグラバク』
その正体は、”軍隊アリ”!
参照:NOVA Master of the Killer Ants – Arizona Public Media
現地では、軍隊アリのことを『ジャグラバク』と呼んでいるようです。
そしてモフ族のシロアリ退治法とは、軍隊アリをシロアリの巣に放って、食い殺させ退散させるという方法でした。
軍隊アリは、害虫を食べてくれるので、南米地域ではもともと益虫としての面もあったようです。
村人はシロアリの巣を鍬で壊して、そこに数十匹の軍隊アリを放ちます。
そして、軍隊アリを強くさせるという赤土をふりかけ、シロアリ退治を願うのです。
軍隊アリは、強い顎、獰猛な習性からシロアリたちを次々と食い殺していきます。
シロアリも負けじと抵抗しますから、軍隊アリの中には餌食になってしまうものも。
その間にもシロアリたちは、どんどん巣から退散していきます。
軍隊アリは、どんどん巣の中へ
そしてついに…
『ジャグラバク』について、ネットで調べてみましたが、情報が極端に少ないです。
「ジャグラヴァク」や「Jaglavak」でも、wikiにも出てこないです。
唯一、「Jaglavak」とモフ族についての詳しい記載があったページがコレ↓↓↓
NOVA | Jaglavak, Prince of Insects
ジャグラバクは、カメルーンのモフ族にとって、家や食料を守ってくれる大切なアリだったわけです。