タク@now365netです。
今、世界中がゴミの問題に悩んでいます。
小さな国や島国ではゴミの埋め立て場所に困り、ある国では経済成長と共にゴミが増えて処理しきれずに困っています。
そのようなゴミ問題を解決すべく、日本の技術者が立ち上がり、ゴミの悩みを解決しているそうです。
その日本の技術を使えば、ゴミが減るだけでなく、ゴミを燃料に変えることも可能なのだとか。
この技術を開発し普及に努めているのが、神奈川県平塚市の「株式会社ブレスト」
「株式会社ブレスト」が開発したのは、プラスチックごみを燃料に変える「廃プラスチック油化装置」
既に国内外で実用化されているようです。
世界中から注目されているこの装置は、ユーチューブでも紹介され、その再生回数は360万回を超えています!
テレビ「未来世紀ジパング」でも紹介されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
株式会社ブレストと廃プラスチック油化装置の特徴や、装置の販売についても調べてみました。
株式会社ブレストとは?
会社名:株式会社ブレスト[Blest Co.,Ltd.]
設立:平成13年12月4日
代表取締役:伊東 昭典
事業内容:プラスチック油化装置の開発・販売
学校教材用プラスチック油化装置の開発・販売
住所:神奈川県平塚市四之宮7-3-1
株式会社ブレストは、経済産業省の「低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業」にも採択されています。
油化装置についての多くの特許出願もしており、外務省の日本紹介でも取り上げられています。
ブラストが開発した「廃プラスチック油化装置」は、国内外で引っ張りだこのようですよ!
ブレストの廃プラスチック油化装置とは?
簡単にいうと、プラスチックごみを油に戻すことができる装置。
CO2を削減できて、燃料も得られる一石二鳥の夢のような装置です。
ブレストが目指した「廃プラスチック油化装置」は、誰にでも操作できる装置!
難しい技術や知識がなくても、現地の人が簡単に扱える油化装置です。
油化装置の原理は簡単で、廃プラスチックを熱して液体⇒気体化、気体を水で冷やして油に戻します。
油化できるプラスチックは、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)の3種類。
生成される油は、ガソリン、灯油、軽油、重油が混ざった混合油など。
1キロのプラスチックから約1リットルの油が取れて、この量を油化する電力は約1KW、コストは約20円。
【国内外で360万回以上再生された動画】※日本語版
ブレストの「廃プラスチック油化装置」は、小型でどこにでも設置でき、熱源に電気ヒータを使用しているので危険性が少ないのが特徴です。
また、安価なことから家庭や工場・事業者で装置を購入することができますので、ゴミを自分のところで処理して燃料も得ることが可能になってきます。
家庭が未来の油田になる日も近いかもですね(^^♪
【ブレスト製品の販売店一覧】
・永田紙業株式会社
・ヤマト
・インダストリー株式会社
・松田建設株式会社
・大江工業株式会社
・株式会社シンドー
・富士重機工事株式会社
現在、国内には20社以上の油化装置メーカーがあるそうです。
その中でも、ブレストの「廃プラスチック油化装置」は、そのコンパクトさと操作性から、海外での普及にも適しているのだとか。
個人的には、海外での普及活動に尽力されているブレストさんに頑張ってほしいです♪
株式会社ブレストでは、新規上場に向けて準備しているようですね。
リサイクル関連株の動向も気になるところです。
いろいろ調べていましたら、「廃プラスチック接触分解油化装置 RTPシリーズ」というのも見つけました。
株式会社リサイクルエナジーという会社の製品で、混合廃プラも油化可能で油化率も高く、ランニングコストも低く抑えられているようです。
どの業界も競争激しですね^^;